中日小笠原2軍監督が退団 後任にOB仁村氏

小笠原2軍監督(左)と森野コーチ

中日は28日、小笠原道大2軍監督(45)、森野将彦2軍打撃コーチ(41)、石井昭男2軍打撃コーチ(64)、田村藤夫2軍バッテリーコーチ(59)と来季契約を結ばないことを発表した。

また中日OBで元楽天スカウト副部長の仁村徹氏(57=野球評論家)に2軍監督就任を要請し、受諾されたことも発表した。

小笠原2軍監督は、96年ドラフト3位で日本ハムに入団。06年オフにFAで巨人に移籍し、11年に2000安打を達成した。13年オフに中日へ移籍、15年に現役を引退。通算成績は2120安打、1169打点、378本塁打。06年のWBCでも活躍した。引退後は中日2軍監督として、育成に力を注いできた。

新2軍監督の仁村氏は、83年ドラフト2位で中日入団。中日、ロッテで通算1068試合820安打344打点、1年目の84年に投手として1試合に登板、初登板初勝利も記録している。引退後は中日、楽天で2軍監督、スカウトなどを歴任した。