中日大野雄大「感謝」防御率1位決め降板 虎党拍手

4回裏阪神1死、最優秀防御率のタイトルを確定させて降板する中日大野雄大(中央)はナインと握手を交わす(撮影・前田充)

<阪神3-0中日>◇30日◇甲子園

中日大野雄大投手(31)の初タイトルとなる最優秀防御率賞が確定した。

阪神戦に先発し、3回3分の1を無失点。この時点で、広島ジョンソンの防御率2・59を下回る2・58となり、中日与田監督は投手交代をコールした。

4回、先頭の近本を一ゴロに抑えて大野雄は「ノルマ」を達成した。中日ファンだけでなく、阪神ファンからも万雷の拍手が降り注いだ。左腕は9月14日に無安打無得点試合をやられている天敵だったからだ。

左腕エースは事前に首脳陣と相談し、4年ぶり4度目の2桁勝利よりもタイトルを選んだ。「チームには個人記録を取るためにわがままを許してもらい、感謝しています」と語った。

就任1年目の与田監督は試合前のシーズン総括会見で「規定投球回の投手を2人作れて、骨組みができた点では満足。第1歩は踏み出せた」と柳とともにローテを支えた左腕の頑張りをたたえていた。