法大完封リレーで開幕5連勝 青木監督「頼もしい」

法大対明大 8回裏2死満塁、三振でピンチを切り抜け雄たけびを上げる三浦(撮影・大野祥一)

<東京6大学野球:法大2-0明大>◇第4週第1日◇5日◇神宮

法大が5投手のリレーで明大を完封し、開幕からの連勝を5とした。

法大の開幕5連勝は13年春(9連勝)以来。1回に2死一、三塁から内野安打で1点、7回には1死一、三塁からスクイズで1点を加えた。この2点を5投手のリレーで守り抜いた。

8回には無死満塁のピンチを招いたが、急きょリリーフした三浦銀二投手(2年=福岡大大濠)が後続を3人で仕留め、9回は3者連続三振を奪って、逃げきった。同投手は開幕から抑え役としてチーム全試合の5試合に登板、計6イニングを投げて1人の走者も許していない。

三浦は「相手に流れを渡せないと思って、気持ちを入れて投げています」と話した。青木久典監督(46)は「集中力を切らさず、ものにしてくれています。頼もしいなと思います」と辛勝を振り返った。