原監督、岡本1発締めに「ジャイアンツの4番だぞ」

1回裏白組1死二、三塁、右越えに3点本塁打を放つ岡本(撮影・たえ見朱実)

巨人岡本和真内野手が、CS前最後の実戦を“1発締め”した。

東京ドームでの紅白戦で白組の4番三塁でスタメン出場。1回1死二、三塁、今村の速球を捉え、右翼席前段へ先制3ランを放り込んだ。3打数2安打3打点と存在感を示し、これで紅白戦2試合合計で6打数3安打、打率5割、5打点。原監督も主砲の好調ぶりに「たまには打つよ。ジャイアンツの4番だぞ!」と笑みをこぼした。

二の舞いにはならない。3位で進出した昨季のCSでは18打数1安打、打率5分6厘。レギュラーシーズンで3割30本100打点を達成したが、初体験の短期決戦で低迷した。ただ「(本番は)緊張感がすごくあると思う」と、苦しみは貴重な経験となった。9日のCSファイナルステージ初戦へ「ちょっと空きますし、何とかこのまま行けるようにしっかりやります」と気を引き締めた。