巨人のダブルフェラーリ増田大、重信が快足で脅威を

フリー打撃に合わせて走塁練習をする巨人増田大(撮影・山崎安昭)

巨人の“ダブルフェラーリ”がCSファイナルステージでダイヤモンドを駆け回る。

今季チームトップの15盗塁の増田大、同2位の14盗塁の重信はラグビー日本代表で「フェラーリ」と称される松島幸太朗、福岡堅樹級の俊足が武器。今季は足のスペシャリストとして、松島、福岡のように足で流れを変えた。自身初体験のCSに向け「流れを呼べるような走塁をしたい」と口をそろえた。

5日夜に行われたラグビーW杯サモア戦はそれぞれテレビ観戦した。増田大は「日本を背負うプレッシャーの中で堂々と試合ができるのはすごい」と刺激を受け「2人よりは速くないですけど、持ち味としてそう言ってもらえるように頑張ります」。ともに50メートル走は5秒台後半。1点の重みが増す短期決戦の勝負どころで、盗塁成功率8割超えの快足が相手の脅威となる。