阪神鳥谷が代打四球で好機拡大も0点 4回から継投

DeNA対阪神 4回表阪神2死一、二塁、鳥谷(左)が四球となりロペスの太ももを触りあいさつする(撮影・鈴木正人)

<セ・CSファーストステージ:DeNA1-2阪神>◇第3戦◇7日◇横浜

阪神矢野燿大監督(50)が早めの勝負に出た。

1勝1敗で迎えた第3戦。0-0の4回2死一、二塁。好投の先発高橋遥に、今季限りでの退団を表明している鳥谷を代打に送った。鳥谷は今季CS初出場。ここでラミレス監督もカードを切った。先発右腕の平良に代え、5日初戦で先発した左腕石田を中1日でマウンドに上げた。

鳥谷はフルカウントまでバットを1度も振ることなく、6球目を選んで四球。2死満塁となったが、続く1番近本が一ゴロに倒れて先制はならなかった。

高橋遥は3回を28球、1安打無失点で降板。4回から2番手島本を起用し、継投に入った。