矢野監督、積極継投また裏目…ガルシア逆転打浴びる

巨人対阪神 3回表阪神1死一、三塁、投手交代を告げる矢野監督(撮影・垰建太)

<セ・CSファイナルステージ:巨人6-7阪神>◇第3戦◇11日◇東京ドーム

阪神矢野燿大監督(50)が連日の積極継投に出たが、またもや裏目に出た。

先発青柳は2回まで1安打無失点。1点リードの3回。死球と安打から1死一、三塁のピンチを招いた。3番の左打者丸を迎えたところで、青柳に代えて左腕ガルシアを2番手で送り込んだ。

しかし、託したガルシアが踏ん張れない。丸を四球で歩かせて1死満塁。続く4番岡本に中越えの2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。岡本の打球はフェンス際に当たり、リプレー検証となったが判定は二塁打。1死二、三塁で再開された。直後、5番阿部にも右前適時打を浴び、この回3点を失った。

昨日10日の第2戦も同様の展開だった。2回1失点の先発高橋遥に代わり、3回からガルシアが2番手でリリーフ。2イニング目の4回、ゲレーロに2ランを被弾していた。