阪神梅野「追いかける立場」先制弾&タイムリー

巨人対阪神 5回表阪神1死満塁、左前適時打を放つ梅野(撮影・清水貴仁)

<セ・CSファイナルステージ:巨人6-7阪神>◇第3戦◇11日◇東京ドーム

阪神梅野隆太郎捕手が先制弾&タイムリーで貢献した。

「流れが1発で変わるところで自分のスイングができてよかったです」

3回先頭。巨人先発戸郷の外角低め148キロ直球を左中間席上段へ運ぶ先制ソロ。3度目のCS出場で初アーチとなった。「なかなか先制点を取ることができていなかったので、やぎ(青柳)のためにも先制点を取ることができて良かった」。チームは第3戦で初めて先手を取った。逆転を許して迎えた5回1死満塁では、1点差に迫る左前適時打も放った。

CSファイナルステージ1勝目を勝ち取り、なんとか踏ん張った。「自分たちは追いかける立場。シーズンと違って(目前の白星を)取るか、取られるか、なので」。第4戦も攻める気持ちは変わらない。