阪神糸原が2戦連続先制呼ぶ犠飛「最低限の仕事」

巨人対阪神 2回表阪神1死三塁、左へ先制犠飛を放つ糸原健斗(撮影・清水貴仁)

<セCSファイナルステージ:巨人4-1阪神>◇第4戦◇13日◇東京ドーム

阪神糸原健斗内野手(26)が先制の犠飛を放った。0-0の2回。11日第3戦で決勝弾を放ち、この日は5番に打順を上げた大山が先頭で二塁打。

続く梅野が送りバントを成功させて1死三塁とした。7番糸原はカウント2-0から巨人先発高橋の外角146キロを左翼に打ち上げた。打球はフェンス際まで飛んで犠飛には十分。三塁走者大山が余裕を持って先制の本塁を踏んだ。

先手をもたらした主将は「(大山)悠輔と梅野さんが作ってくれたチャンスだったので、何としても(本塁に)かえしたかったです。最低限の仕事ができてよかったです」。同ステージ初勝利を挙げた第3戦に続く、2戦連続の先制となった。