ソフトバンクが日本S進出!2位以下で2年連続は初

西武対ソフトバンク 6回表ソフトバンク1死二塁、今宮の2本目の本塁打と牧原を笑顔で出迎える工藤監督らナイン(撮影・今浪浩三)

<パCSファイナルステージ:西武3-9ソフトバンク>◇第4戦◇13日◇メットライフドーム

パ・リーグ2位のソフトバンクが同1位西武に4連勝し、2年連続で「下克上での日本シリーズ進出」を決めた。クライマックスシリーズで2位以下の同一球団が2年続けて日本シリーズに出場するのはセ・パ両リーグ通じて初めて。

工藤ソフトバンクはリーグ優勝した17年から3年連続でのCSファイナル突破となった。

この日は3回に今宮健太内野手がソロ本塁打を放ち、4試合連続で先制。以降もグラシアルのソロ本塁打などで効果的に追加点を奪った。今宮は6回に2ラン、7回に適時打、9回にもこの日3本目となる2ランを放つなど5安打6打点の活躍だった。打線は4試合続けて2ケタ安打と爆発し、強力西武打線のお株を奪った。

先発したバンデンハークは5回途中2失点の粘投。2番手嘉弥真以降の救援陣もしっかりとリードを守った。

4試合で先発投手が勝ったのは第3戦で8回無失点だった千賀だけだが、森、甲斐野、モイネロら層の厚いリリーフ陣の奮闘が光った。