ソフトバンク今宮1試合3発6打点「なかなかない」

9回表ソフトバンク1死一塁、今宮健太は左越えに2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)

<パ・CSファイナルステージ:西武3-9ソフトバンク>◇13日◇メットライフドーム

ソフトバンク今宮健太内野手がクライマックスシリーズ史上初となる1試合3本塁打の大暴れで、MVPに輝いた。3回に先制弾。6回に、この日2本目となる2ランを放った。

1点差に迫られた6回の1発は、1死二塁から西武松本航の直球を豪快に左中間へ運んだ。「芯で完璧にとらえられました。いい打撃ができたし、チームにとっても大きい追加点になってくれたと思う」。7回にも中前適時打。さらに9回にも2ランを放ち、6打点。1試合3発を「なかなかないですね。自分がびっくりしています」と振り返った。

西武とのCSファイナルステージで19打数10安打と4連勝の原動力となった男は「今日決めたいと思って臨んでいた。日本一目指して頑張っていきたい」。3年連続日本一を次なる目標に掲げた。