垣根越え山本昌氏「井の中の蛙にならない」一問一答

阪神の秋季キャンプで臨時コーチを務めることになり抱負を話す山本昌氏(撮影・前岡正明)

昼も夜もマサ塾開講! 阪神が今秋の高知・安芸キャンプで中日OBの山本昌氏(54=野球解説者)を臨時コーチに招へいすることが14日、分かった。 

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以下は山本昌氏の一問一答

-秋季キャンプで矢野監督のオファーを受けて、臨時コーチを務める

そうですね。(すでに)入っている日程だったり、フルでやれるわけではないんですけども。恐らく10日以上は、いけると思う。休日も含めると半分以上は顔を出せるかなと思っています。結構いろんなところの往復はありますけど、なるべく選手たちにはいろんなことを伝えたい。

-みやざきフェニックス・リーグ参戦の藤浪は楽しみと

タイガースは今春のキャンプにいった時に、すごく若い選手たちから質問された。ああいう雰囲気であればいいなと。臨時という肩書になりますので、ずっと来シーズンもついていられるわけではない。まずは引き出しを増やす、こういうことをあっ、ふとマウンドで思い出せるような言葉であったり経験であったりを伝えられたらうれしい。

-中日一筋で迷いは

中日球団の方にも報告してやらせてもらったし、引退して4年がたつんですけど、自分がどのような勉強が出来たか、試すにも伝えるにもいい機会。矢野監督から直接、頼まれたことでもありますし垣根を越えてやる。私自身も32年、中日ドラゴンズだけの空気しか吸ったことない。井の中の蛙(かわず)にならないためにもお受けして、しっかりとお役に立てるようにと思っている。