日本ハム宮台6回1失点 ピンチで勝負強さ発揮

ピンチを背負いながら1失点でしのいだ日本ハム宮台(撮影・中島宙恵)

<みやざきフェニックスリーグ:日本ハム2-2阪神>◇19日◇宮崎・SOKKENスタジアム

日本ハムは19日、みやざきフェニックス・リーグで阪神と対戦し、2-2で引き分けた。

先発した東大出身の宮台康平投手が、6回を散発4安打で、失点を併殺の間の1点にしのいだ。ボール球が先行も「低めへ投げたのがいい方向へ行った」とピンチで3併殺に仕留め、勝負強さを発揮。6回は3者連続で三振を奪い、最後の決め球はこの日最速の146キロを記録した。

「突発的に荒れるのが課題。試合の中で早く修正できるようになれたら」と、克服に励む日々だ。17日のドラフト会議では、名大生の松本亘哲投手が中日から育成1位指名を受けて話題に。今季1軍昇格を果たせず、3年目の来季へ危機感を抱く左腕は「国立大という僕と同じような環境で頑張ってきた選手。こちらの身がひきしまる思いだった。いつか話ができたら」と、大いに刺激を受けていた。