あと7人…ソフトB高橋礼がノーヒットノーラン逃す

ソフトバンク対巨人 先発で力投する高橋礼(撮影・加藤哉)

<SMBC日本シリーズ2019:ソフトバンク6-3巨人>◇第2戦◇20日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク高橋礼投手があと7人のところでノーヒットノーランを逃した。7回2死一塁で巨人岡本に左前安打を許した。

130キロ台のストレートにスライダー、シンカーを織り交ぜ5回まで完全投球。6回無死、変化球が引っかかり7番若林へ死球を与えて初めての走者を出したが、1死二塁で9番重信の打球は遊直、飛び出していた二塁走者も帰塁できず併殺打。7回には岡本の初安打で2死一、三塁とされたが阿部を三ゴロに抑えた。その裏に松田宣の3ランで勝ち投手の権利を得た。

1950年から始まった日本シリーズではこれまでノーヒットノーラン達成者はゼロ。07年に中日山井が8イニングまでに完全試合ペースで抑え、最終回に登板した岩瀬が3人で締めくくって継投で完全試合を達成したことがある。