侍山口俊、5日の開幕ベネズエラ戦に先発最有力候補

サブグラウンドでキャッチボールする山口(撮影・加藤哉)

侍ジャパン山口俊投手(32=巨人)がプレミア12の初戦となる5日のオープニングラウンド・ベネズエラ戦先発の最有力候補であることが28日、分かった。沖縄キャンプがスタートし、日本シリーズを終えて合流した山口も世界舞台に向けて調整を開始した。千賀が右肩違和感で辞退する中で、どすこい右腕が侍のエースとして仁王立ちする。

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「プレミア場所」は、どすこい右腕で幕を開ける。山口は沖縄の温暖な風を浴びながら遠投を繰り返した。稲葉監督から起用法についての説明も受け「ある程度、話をさせてもらった。そこに向けて100%仕上げていきたい」と受け止めた。岸、今永と先発3本柱を構成するが、重要な初戦となるベネズエラ戦の先発を託されることになりそうだ。

本来は稲葉監督が「先頭に立ってやってもらいたい」と話していた千賀が不在となり、支柱と期待されるからこその初戦先発といえる。順当に勝ち抜けば11日から日本で開催されるスーパーラウンドも早い段階で2度目の先発を迎え、勝負どころとなる16日の同ラウンド第4戦、または17日の決勝戦の登板と一定の間隔を空けて臨むことができる。

12年の親善試合キューバ戦以来の代表戦選出だが、国際舞台への適性がある。外国人打者のウイークポイントであるフォークの使い手。ベネズエラ戦が行われる桃園国際球場は初見となるが、国内では開催の少ない地方球場で6勝4敗、95イニングで防御率1・80と順応力が高い。NPB使用球とは違う大会公式球を小さく感じるという声もあるが「あまり感じないですね。縫い目もあまり低くないですし。座らせて投げてどうなるか」と冷静だった。

31日のカナダ戦で19日の日本シリーズ第1戦ソフトバンク戦以来となる先発登板に臨み、最終調整する。どすこい右腕が日本投手陣の横綱として世界の猛者を押し倒す。