大阪ガス5点差はね返し初Vへ 能見以来の決勝進出

大阪ガス対三菱自動車岡崎 三菱自動車岡崎にサヨナラ勝ち、喜ぶ大阪ガスナイン(撮影・前岡正明)

<社会人野球日本選手権:大阪ガス7-6三菱自動車岡崎>◇準決勝◇3日◇京セラドーム大阪

大阪ガスが5点差をはね返して決勝進出した。

中盤までに1-6だったが、8回に楽天ドラフト1位指名の小深田大翔内野手(24)が同点犠飛。延長10回、峰下智弘内野手(27)の一塁内野安打に敵失が重なり、サヨナラ勝ちした。

橋口博一監督(52)は「ゲームセットと言われるまで全力で戦おうと思っていた。たいしたもんです。よくやりました。明日、絶対に取ります。そのために来ているので」と選手をたたえた。小深田は「明日が最後なので、楽しんで試合をしたい。優勝して終わりたいです」と話した。

大阪ガスの決勝進出は阪神能見篤史投手(40)がいた04年以来、4度目。優勝は1度もない。