侍高橋礼が6回1安打無失点「芯を外す投球できた」

日本対プエルトリコ 6回表の登板を終えた高橋礼は松田(右)とタッチする(撮影・加藤哉)

<プレミア12:日本4-0プエルトリコ>◇1次ラウンドB組◇6日◇台湾・桃園

サブマリンが手玉に取った。日本の先発、高橋礼投手(24)が6回を1安打無失点に封じ込めた。

地面すれすれからホップする直球とシンカーで、6回2死まで走者を許さないパーフェクト投球。外野にも1度も打球を運ばせなかった。2死から四球と左前打を許したものの、最後は空振り三振締め。初回先頭打者の打球が右かかとを直撃するアクシデントに見舞われたが、6回73球を投げきった。

「初回からストライク先行で投げられてよかったです。バッターが打ちたくなるようなコースを狙い、そこから芯を外す投球ができました。チームにいい流れをつくって後ろにつなぎたかったので、6回のヒットは少しもったいなかったです」と振り返った。