侍今永、宝刀でピンチ脱出 3回4安打無失点で交代

日本対台湾 3回裏台湾2死満塁、朱(右)を三振に仕留めガッツポーズする今永(撮影・垰建太)

<プレミア12:台湾-日本>◇1次ラウンドB組◇7日◇台湾・台中

日本先発の今永昇太投手(26)が拳を握った。3回2死満塁のピンチ。カウント2-2からの5球目で宝刀を抜いた。

外角へ、ワンバウンドになる135キロチェンジアップで空振り三振に切り捨てた。完全アウェーの大歓声をかき消すと、左腕でガッツポーズ。危機を脱し、3回4安打無失点で4点リードを守ったままマウンドを降りた。仕事を果たし、「3回で降板してしまったことは反省点ですが、結果的に無失点で抑えられて良かったです」と胸をなで下ろした。