侍13年に並ぶ15奪三振、4投手継投で安打1は初

日本対メキシコ 9回表メキシコ2死、エバンスを空振り三振に仕留め会沢(手前)と喜ぶ山崎(撮影・滝沢徹郎)

<プレミア12:日本3-1メキシコ>◇スーパーラウンド◇13日◇東京ドーム

侍ジャパン打線が機能し、プレミア12スーパーラウンド(SR)第3戦で、メキシコに快勝した。

初回、慣れ親しんだ2番で起用された坂本勇人内野手(30)の左前打を足がかりに、いきなり2点を先制。坂本勇は2回には今大会初打点もマークした。

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▼日本は4投手の継投で、本塁打だけの1安打に抑えて15奪三振。プロが参加した主要3大会(五輪、WBC、プレミア12)で、1安打以下に抑えたのは今回が初めてだ。過去の最少は2安打が3度あり、08年北京五輪1次リーグのカナダ戦(1-0=成瀬-藤川-上原)と、7回コールドとなった試合が2度あった。また日本の15奪三振は、13年WBC1次ラウンド中国戦(前田健-内海-涌井-沢村-山口)に並ぶ最多タイ。