中大の快足五十幡「悔しい」背走も数cm届かず

東海大対中大 2回裏中大1死一、三塁、古賀(中央)の内野ゴロで先制点を奪い笑顔を見せるナイン(撮影・足立雅史)

<明治神宮大会:東海大7-3中大>◇大学の部2回戦◇18日◇神宮

中大屈指の俊足でも追いつけなかった。4回2死二、三塁からの東海大・小松の三塁打は、中堅・五十幡亮汰外野手(3年=佐野日大)の頭上を越えた。

手動で50メートル走5秒6の足で走り最後は飛び込んだが、数センチ届かなかった。「ここまで強い風は初めて。悔しいです」。15年ぶりの出場に多くのOBも詰め掛けたが、応えられなかった。「この経験を生かして引っ張っていきたい」と、最終学年への決意を口にした。