クラーク仙台・小野寺完投 最後は4者連続三振

クラーク仙台対開志学園 7回表クラーク仙台1死二塁、中村が左中間に同点打を放つ(撮影・佐々木雄高)

<楽天イーグルスカップ高校女子硬式野球交流大会>◇11月30日◇楽天生命パーク宮城

高校女子硬式野球部のクラーク仙台(宮城)が、連携する楽天の本拠地で初めて試合を行った。

開志学園(新潟)と叡明(埼玉)を招いた3校総当たりのリーグ戦。本校のクラーク(北海道)からプロスキーヤーの三浦雄一郎校長(87)も駆けつける中、1勝1分けでホストチームの役割を果たした。

今年は選抜とユース大会でともに準優勝の実力を示した。叡明との1戦目は13-6で逆転勝ち。1勝同士の開志学園との「決勝」は2-2で引き分け。女子野球アジアカップ連覇に貢献した最速125キロのエース右腕・小野寺佳奈(2年)が完投した。中国から帰国して間がなく、3安打2失点も最後はこの日最速の117キロで4者連続三振に。「今の状態に合わせて投げることができた。冬場の練習では(最速を)130キロまで伸ばし、縦の変化球も覚えて投球の幅を広げたい」と意欲を見せた。

天然芝の同球場で初開催になった高校女子の実戦。石田隆司監督(30)は「高校生たちにとってプロが使っている環境で試合ができることは励みになる。今後も続けていければ」と期待した。発足メンバーの2年生11人、1年生14人。来年も全国準Vレギュラー全員が残る。石田監督は「2番じゃダメなんです。来年の目標は金色しかない」と創部3年目の集大成にする。【佐々木雄高】