ソフトバンク内川聖一内野手(37)が、プロ初の「限定的孤独自主トレ」でプロ20年目をスタートさせる。28日、福岡市内の商業施設でトークショーを行った内川が、来年1月からの自主トレについて、例年通りに7人程度で行う予定ながら「今年は1人でやる期間を設けたい」としっかりと自分と向き合う意向を明かした。
年明けの自主トレは1月6日から大分・別府でスタート。14日に宮崎・日向に場所を移し、26日まで行う。昨年は広島鈴木、ソフトバンク上林などが一緒だったが、2人ともに「卒業」。その代わりに数人が参加することになるが「自分の課題に1人で向き合わないといけない年齢だし、そういう時間が必要かなと思った」。来年は別府の6日から8日までの序盤3日間と、終盤の23日から26日の4日間、計7日間はトレーナー、打撃投手らスタッフを「独占」し「孤独」で汗を流す。
38%の大幅ダウンの2億5000万円で契約を更改。「無意識に使っていた可動域の部分だったりを意識的に動かさないと動かなくなってきた」。年齢的なハンディから逃げられなくなっていることを自覚。後輩とともに自主トレを行いながら「一緒にすると時間がもったいない部分を感じていた」と自分だけに時間を使う必要を感じていた。「広島の鈴木とかが1人でやりますって連絡くれたのはうれしかった。いつまでも若い選手が『チーム内川』では困るって言っていた。そうやって独り立ちしてくれたのはうれしい」。“弟子”たちが巣立ってくれたことも「孤独トレ」の後押しにもなった。
バレンティン加入でレギュラー争いは激しくなるが「その場その場で自分ができることをやるだけ。ケガなく1年やりたい」と軸はぶれない。プロ20年目となる20年は、自分と向き合う挑戦からスタートする。【浦田由紀夫】