西村監督、T岡田に「レギュラーで30本以上」期待

オリックス西村徳文監督

オリックス西村徳文監督が来季15年目を迎えるT-岡田外野手の完全復活を期待した。

「当然、競争になってくる。Tは今年、プエルトリコのウインターリーグに行った。もう一回り大きくなって、もう1回レギュラーとして30本以上打ってくれれば、チームとして大きい」

今季は打撃不振に陥り、出場20試合で1本塁打、2打点に終わった。巻き返しに向け、異国の地で鍛錬を積んだ。指揮官も「まだやれるぞ、というところを見せてもらいたい。一塁も、外野も、DHも競争。打って、ポジションをつかんでもらいたい」とハッパをかけた。一塁はモヤと新外国人ロドリゲスと争う。外野争いでは吉田正、新助っ人ジョーンズの2枠は当確。DHも含め内外野でポジションは限られている。窮地に立たされた、かつての本塁打王が意地を見せる。