ロッテ佐々木朗希 新人合同自主トレは握手競争から

新人講義で周りの人たちと握手を交わすロッテ佐々木朗(撮影・横山健太)

握手から始まった。ドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)ら7選手が参加するロッテの新人合同自主トレが11日、ZOZOマリンでスタートした。

座学からスタート。LOCON社代表取締役の石井大貴氏が「プロフェッショナルとは」とのテーマで講演した。「皆さんには空気作りの名人になってほしい」という思いから「握手競争」を提案した。報道陣も含めた会議室にいる人と2分間で何人、互いの目を見て名前を伝え合いながら、右手で握手できるか。

いち早く新人同士の輪から抜け出したのは、育成ドラフト1位の本前郁也投手(22=北翔大)。佐々木朗も次々と握手を重ねていった。記者も握手。思ったほど大きくはなかった。

優勝したのはドラフト2位の佐藤都志也捕手(21=東洋大)で、2分間で24人と握手。スピード重視だったわけでなく、むしろ軽く包み込むような握手が印象的だった。河合克美オーナー代行(67)も参加し、佐藤に次ぐ23人と握手した。