阪神ドラ6「一平ちゃん」藤川の球質求め柔軟性意識

阪神の新人合同自主トレを終え取材に応じる小川(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト6位の小川一平投手(22=東海大九州キャンパス)は目標とする藤川のような球質の直球を追求する。

現在の最速は149キロ。球速への憧れもあるが「自分の中では質をこだわりたい」と一貫している。「空振りで三振を取りたい」。抜群のキレで球速以上の威力を見せる先輩右腕を追いかけ、下半身の柔軟性を意識している。

ドラフト上位の後輩高卒選手から「一平ちゃん」などといじられるムードメーカー。「体的に慣れてきました」と、笑顔で第2クールを終えた。