成瀬がBC栃木入団会見、原点背番で地元に恩返しへ

BC栃木の入団会見で元巨人の寺内監督から帽子をかぶせてもらう成瀬(右)

オリックスを自由契約となり、BC栃木に選手兼投手コーチとして加入した成瀬善久投手(34)が15日、地元の栃木・小山市内で入団会見に臨んだ。

40歳まで投げることを目標に掲げ「1年1年勝負ですが、プロ入りの時から40歳になってもやりたいと思っていた。チャンスをいただけるのであればプレーヤーとしてやっていきたい」と意気込んだ。

外野手兼ヘッドコーチの元ヤクルト飯原は小、中学校の先輩。成瀬が18年オフにヤクルトを戦力外となった時から「少しでも地元に貢献しろ」とラブコールを受けていたという。元巨人の寺内監督は通算1000三振を奪った相手という縁もある。

背番号はロッテでプロ生活をスタートした時と同じ「60」。「この番号で頑張ってきた思いもあるし、愛着もある」。原点に戻り、心を込めて投げ続ける。【千葉修宏】