田淵氏「金メダルを見せてくれ」侍稲葉監督にエール

法政大学野球部の新年会に出席した侍ジャパンの稲葉篤紀監督(左)は、今月14日に野球殿堂入りした田淵幸一氏とがっちり握手を交わす(撮影・たえ見朱実)

侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)が法大魂を継ぎ、金メダル獲得を誓った。18日、都内で母校の法大OBによる「法友野球倶楽部新年会」に出席。先輩で今月、殿堂入りを果たした田淵幸一氏と再会した。

現役で出場した08年北京オリンピック(五輪)で田淵氏はヘッド兼打撃コーチを務め「我々が金メダルを取れなかった分、見せてくれ」と激励された。稲葉監督は「田淵さんも一緒にユニホームを着たが、悔しい思いをされた。金メダルを取るのは大きなこと」と、あいさつした。