野球振興へ阪神がスポーツスクールと事業提携に合意

リーフラス(株)とのベースボールスクール事業提携を発表する和田TA(撮影・上山淳一)

阪神が運営するタイガースアカデミーは29日、全国で子供向けスポーツスクール運営を行うリーフラス社とベースボールスクールの事業提携について合意したと発表した。

同社が運営する近畿圏53会場(兵庫26、京都9、奈良5、滋賀13)のベースボールスクールを「ポルテ×タイガースアカデミーベースボールスクール」として4月からパートナー提携校として展開。幼児から小学生を対象にしたスクールで、提携校ではアカデミーコーチによる指導者講習会や野球教室のほか、阪神主催試合の招待などの活動を行う。

阪神清水奨常務取締役は「(これまで)OBコーチによる直接指導を基本としていますので、コーチ数の問題、年間を通じて使用できる会場不足などの問題もありまして、運営するスクール数にどうしても限りが生じています。目指す方向性は同じものと考えています。野球を楽しくという理念がより広く伝わり、さらなる野球振興に結びつけたい」と説明した。

これまで10校で展開する活動からスケールアップする。タイガースアカデミー特別顧問で、元阪神監督の和田豊氏(57)も「今後、提携を通じて、タイガースとしてますます関西での野球振興につなげていき、タイガースアカデミーと同様、将来の甲子園球児、あるいはタイガースに入団するような選手が生まれてくることを期待しています」と話した。同社はパ・リーグではソフトバンク、楽天、ロッテと提携。セ・リーグでは初めて阪神とタッグを組む。野球人口が減少するなか、パートナー提携で振興に取り組む。