朝散歩でオリックス変革の年へ第1歩-。オリックスの西村徳文監督、福良淳一GM、湊通夫球団社長、森川秀樹球団本部長、横田昭作国際渉外担当ら球団首脳5人が1日、宿泊する宮崎市内の「宮崎観光ホテル」から、キャンプ地の「宮崎清武SOKKENスタジアム」まで約11キロの道のりを約2時間かけて歩き、キャンプ初日を迎えた。
24年ぶりのリーグV奪還へ向け、球団首脳から「ONE TEAM」になる-。その意志は固い。午前6時25分。まだ朝日も昇っていない時間帯に宿舎ロビーに元気な声が響いた。「おはようございまーす!」。ランニングシューズを履き、朝の散歩がスタートした。川を渡り、山道を登り、そして下り、ときには近道を探して約2時間…。
現地の通行人とすれ違うたびに「頑張ってください!」とエールをもらった。そんな1歩1歩をかみしめて、約11キロの道のりを全員で「完歩」した。
指揮官からの提案だった。前日1月31日の夜に、この5人で会食。その会の最中に西村監督が「明日は歩いて球場まで向かおうか」と提案。その一言がきっかけとなり、今回の朝散歩が決行された。
ペースを乱すことなく、ノンストップで「完歩」に成功。足腰は痛くなったが、ペナントレースを戦い抜く準備にもなった。「今年は変革の年。何かを変えないと、いつも一緒のままだから」と西村監督は常々言う。有言実行。選んだ険しい道を全員で歩んでいく。【真柴健】