中日打線に新兵器 空気の力でティーなし打撃練習

中日ドラゴンズ春季沖縄キャンプ エアでボールを浮かせる打撃練習用マシンのテストを繰り返すスタッフ(撮影・森本幸一)

中日が本塁打数アップへ新兵器を導入した? 野球用具メーカー「シュアプレイ」が7日の沖縄北谷球場に持ち込んだのが「エアー・ヒット」という名の打撃マシン。空気の力でボールを持ち上げ、ティーなしで打撃練習ができる製品だ。

メーカー担当者によると「ボールがしっかり見え、ボールの下側を打ってスピンを効かせる練習に適している」という。近年、注目されてきたフライボール革命対策の練習マシンだ。村上、栗原打撃コーチや、パウエル巡回打撃コーチ、リナレス巡回コーチも、それぞれ試し打ちして、使用感を確認していた。

同製品はキャンプ中は、球団に貸与される。昨季、12球団最少の90本塁打に終わった中日打線。1台10万9000円(税別)の新兵器が強竜打線復活の切り札になるか注目だ。