山本浩二氏は4度本塁打王 広島、侍で監督も/略歴

巨人宮崎キャンプを訪問し、原辰徳監督(右)、今村司球団社長(左)と談笑する山本浩二氏(撮影・加藤諒)

元広島監督で「ミスター赤ヘル」こと山本浩二氏(73=野球評論家)が7日、巨人の宮崎キャンプを訪れ、がんの手術を受けていたことを明かした。

◆山本浩二(やまもと・こうじ)1946年(昭21)10月25日生まれ。広島県出身。廿日市高から法大を経て、68年ドラフト1位指名で広島入り。長年主砲として活躍し「ミスター赤ヘル」と呼ばれた。75年首位打者。78、80、81、83年本塁打王。79~81年打点王。75、80年MVP。外野手でベストナイン10度。通算成績は2284試合2339安打、536本塁打、1475打点。打率2割9分。広島監督を2期10年務め、91年リーグ優勝。08年北京五輪守備走塁コーチ。13年第3回WBC日本代表監督。08年野球殿堂入り。右投げ右打ち。