オリックス杉本「大振りしない意識」紅白戦で1号

紅白戦 7回裏白組無死一塁、杉本はグリップエンドを残した握りで2点本塁打を放つ(撮影・渦原淳)

<オリックス紅白戦:紅組6-6白組>◇21日◇宮崎市清武SOKKENスタジアム

大変身を遂げたオリックス杉本裕太郎外野手が紅白戦で「今季1号」を放った。「バットを軽くしました。870グラムから800グラムぐらいに」。愛称の「ラオウ」のように長打力が武器だが「大振りしない意識。長打ばかり求めて1軍定着できてなかったので」と意識改革。

「短く持ってインパクトに集中しました」と本塁打を放った打席では指2本分、バットを短く持っていた。