阪神江越が犠打でイッキ三塁「スキあればいつでも」

8回表阪神無死一塁、植田のバントした打球をR・マルティネスが一塁へ送球する間に一塁から三塁へ進む江越(撮影・森本幸一)

<オープン戦:中日2-6阪神>◇22日◇北谷

阪神江越大賀外野手(26)が足で魅せた。3本塁打が出るなど打撃で圧倒する中、守備から途中出場。8回にまわった打席で中日R・マルティネスから四球を選んだ。

すると植田の犠打で素早く二塁へ。さらに打球を処理したマルティネスが一塁に送球する間に一気に三塁まで陥れた。

相手守備の間隙(かんげき)をぬうプレーに「スキがあればいつでも行こうと思っているので」。首脳陣も納得させる持ち前の走力を見せた。