阪神14失点大敗、矢野監督「今後のいい課題出た」

広島対阪神 6回裏広島2死一塁、能見の交代を告げベンチに戻る矢野監督(撮影・前岡正明)

<オープン戦:広島14-2阪神>◇23日◇コザしんきんスタジアム

阪神矢野燿大監督は投手陣のレベルアップを望んだ。2番手以降の4投手がいずれも失点しての大敗。

ベテラン能見については「初めての(実戦)登板でね。(調整は)本人に任せるということになる」と心配していない様子だが、藤浪、望月、飯田には「晋太郎もモッチーも飯田も(失点のパターンが)結局は一緒と思う」と指摘。「100点満点のボールが1球いって、あとは100点よりだいぶ低いボールがいっちゃうと試合では抑えるところにはいきにくい。ボール、ボールになって、ストライクを取りにいくとなれば、力のある球をゾーンに投げるのは難しい。今後のいい課題が出た」と修正を期待していた。