日本ハム・マルティネス「自信」の365日ぶり本拠

日本ハム対オリックス 日本ハム先発のマルティネス(撮影・黒川智章)

<オープン戦:日本ハム7-3オリックス>◇1日◇札幌ドーム

マルちゃん、おかえり!右前腕などの故障で昨季を棒に振った日本ハムのニック・マルティネス投手(29)が、1年ぶりに札幌ドームのマウンドに帰ってきた。オープン戦2度目の先発は、昨年3月2日DeNAとのオープン戦以来365日ぶりの本拠地登板だった。「復帰まで積み重ねてきたことが確かなものであると自信がある。今日も自信満々でマウンドから投げることができたことはよかった」。また1歩、完全復活へ前進した。

開幕ローテ入りへ、つぶすべき課題もはっきりした。この日は立ち上がりに2失点。「走者を出して、セットポジションの時に投球(フォームの体重移動)のタイミングが崩れた」。変化球の制球に苦しんでカウントを悪くし、直球を投げざるを得なくなって痛打を食らった。また、得意のカットボールも「感触がよくなかった」。それでも2回以降は無失点で切り抜けて、4回5安打2失点(自責1)。開幕へ向けて、修正ポイントは明確だ。

一番大事なのは「100%健康的な体でシーズンを迎えること」。昨季の悔しさが消えることはない。栗山監督も「まずは元気に野球をやることが重要」とコンディションだけを気にかける。一昨年の10勝右腕だけに、先発ローテーションで回ってくれれば勝ち星は計算できる。

次回は中6日で8日オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発予定。ここまでは順風満帆。開幕を迎え、多くのファンが帰ってくるであろう札幌ドームのマウンドで躍動する。【木下大輔】

▽日本ハム木田投手コーチ(マルティネスについて)「最初は力が入っていたけど、そこからうまく修正して投げたのはさすが」