逆転での先発ローテ入りを目指す阪神藤浪晋太郎投手が、11日のヤクルト戦(神宮)に先発する。「変化球というか、真っすぐ1本じゃというところは正直あるので、真っすぐが主体とはいえ、もうちょっとなんとかできたらいいなと思っています」。スアレス、岩貞、秋山らと争う先発第6の椅子。この日、甲子園で投手練習に参加した右腕は、変化球の精度を課題に挙げた。
前回5日の大商大とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)は、4回3安打1失点1四球4三振。抜け球がなく、最速は155キロを計測するなど安定感も見えた。藤浪自身も「前回真っすぐは良かったんで、感触的にも悪くないですし」と一定の手応えを口にする。その一方で、変化球は序盤で引っかける場面もあり、視察した矢野監督が「(ローテ入りの)決め手にはならない」と追試を決定。それでも藤浪は「もう1つかみというところなんですけど、決して悪くはないです」と、前向きな感覚をつかんでいる。
本来なら、11日のヤクルト戦が、開幕ローテをかけたラスト試験になるところだった。だがこの日、20日に予定されていたプロ野球開幕の延期が決定。その分、増える調整時間も有効に使い、復活につなげたい。【磯綾乃】