阪神の“ファンサービス・プロジェクト”が動き始めた。12日、甲子園で全体練習開始前に首脳陣、選手、関係者が集まって緊急全体ミーティングを開催。新型コロナウイルスの感染拡大でシーズン開幕が延期される中、野球以外でファンに向けて何ができるかを議題に約30分、話し合った。
ミーティングを呼びかけた矢野監督は「いろいろアイデアを出してくれた。みんなでアイデアを出せば、いいものがいっぱい出てくる。ファンとのつながりとか、子どもが学校に行けないとか、みんないろいろ大変な思いしている人が多いので、何か喜んでもらえることをやりたいなというところ」と説明。現況で直接ファンと触れ合うことは難しく、SNSなどを通じてファンに発信していく形が取られるとみられる。
グラウンドの動きだけでなく、選手の素顔を見られるような企画もアイデアとして出たようだ。かねてファンとのつながりを大事にする矢野監督は「喜んでもらえることが一番大事にしているところ。その思いは、開幕した時に共有できるというか。そこのつながりというのをより強く持って開幕を迎えられるということにもつながっていくと思う」。検討を重ね、週明けにも方向性が打ち出されそうだ。【松井周治】
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新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)もファンサービス・プロジェクトに呼応した。助っ人勢も練習前のミーティングに参加。「僕たちもファンの方々のためにやっている。この状況でチームが何かできることを考えることはいいこと。自分も何ができるか考えたい」と意欲的だった。