東大が逆転勝利「粘れるように」井手監督手応え

独協大対東大 試合中にサインを出す東大・井手監督(撮影・古川真弥)

<オープン戦:東大11-8独協大>◇独協大学天野貞祐記念球場◇13日

東大が逆転勝ちした。

2-6の7回、5番武隈光希外野手(3年=鶴丸)の3ランなど、打者11人5安打8得点で逆転。逃げ切った。

井手峻監督(76)は「よく、ひっくり返した。まだまだだけど、ちょっとずつ粘れるようになってきた」と手応えを口にした。

収穫は投手陣にもあった。先発した井沢駿介投手(1年=札幌南)が5回4安打1失点に抑えた。井手監督は「順調にきている。5回を、ある程度、放れるようになってきた。小宗、奥野もそう」と話した。

鉄腕エースの小林大雅投手が卒業。先発陣の整備が喫緊の課題だが、小宗創投手(2年=武蔵)、奥野雄介投手(2年=開成)も加えた3人を先発候補に挙げた。