中日1位石川昂弥「3番三塁」で巨人戦1軍デビュー

中日石川昂弥(2020年2月7日撮影)

中日のドラフト1位石川昂弥内野手(18=東邦)が25日、同5位岡林勇希外野手(18=菰野)、高松渡内野手(20)とともに1軍に合流した。この日の巨人との練習試合(ナゴヤドーム)の試合前練習に参加。打撃練習では47スイング中、左翼1階スタンド上段に打ち込んだ1本を含む10本の柵越えを披露した。

興奮気味の石川昂は練習後に報道陣に囲まれた。「やっと1軍の試合に出られるので楽しみです。キャンプでチャンスがあったけど、故障で出られなかった。今日は思い切りプレーしたい」。

24日、与田監督が話した通り、「3番・三塁」でスタメンデビューをする。ジュニアドラゴンズ時代の小学5年生以来のナゴヤドームでのプレー。「あのときはヒットを打っていないので、何とかチャンスで1本打ちたいです」と、プロ入り初の本拠地での1軍実戦デビューに胸を膨らませた。

◆2番中堅でスタメンデビューする岡林 「ナゴヤドームに入ってから、(1軍に合流した)実感が湧いて緊張してきた。(1軍は)1年目の終盤だと思っていたので、まさかこんなに早く上がれるとは思わなかった。ナゴヤドームでの初めてなので、楽しんでプレーしたい」