日本ハム王柏融「テラスハウス」で日本語勉強

オンライン取材を受ける日本ハム王柏融(球団提供)

日本ハム王柏融外野手が「テラハ」を題材に日本語を学んでいる。

自主練習を行う札幌市内の合宿所でオンライン取材に応じ、空き時間に日本のテレビ番組や映画を見て日本語習得に励んでいることを告白。「インターネットで調べていて、ランキングが高いので見てみました」と選んだのは、見ず知らずの男女の共同生活を観察する人気バラエティー番組「テラスハウス」。2、3話を見て覚えた言葉は「ダイスキヤー」と照れくさそうに明かした。

来日2年目。チームメートが話す日本語の聞き取りは、上達している手応えはあった。開幕が無期限延期で出来た時間で、苦手にしていた“話す”に着手。「とにかくプラス思考で1日でも早く、いつ開幕してもいいように体を準備していますし、ネガティブなことは一切考えないようにしています」と前向きに学習している。

台湾に住む両親ら家族とは毎日連絡を取り、安否を確認。開幕に向けて好調だった状態を保てるように筋力アップを図っている。「練習環境が前までみたいにいっぱい練習できないけど、今の環境でしっかり準備して、1日も早く順調にシーズンが始まるように、コロナが収まってくれればいい。みんな健康でいてくれたらありがたい」と願った。