「フラレボ」はデータ分析で流行に拍車/19年復刻

バレルゾーン

日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏と和田一浩氏が「フライボール革命」の解釈について対談した。そのルーツを再確認する。

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メジャーでは16年頃から打球角度を上げる打法が注目され、17年には「フライボール革命(レボリューション)」という言葉が出始めた。

「いい打撃とはフライを打つこと」という考えが浸透し、15年に導入のデータ分析システム「スタットキャスト」で実際に打球角度などが割り出されるようになったことも、流行に拍車をかけた。

「フラレボ」はその後も進化を続け、インディアンスなどはいち早く打球を引っ張ることを重視し、長打を増やした。引っ張ることで球を強く捉え、フェンスまでの距離が短い両翼の端に飛ばすことで本塁打が出やすくなるためだ。打球の角度と強さが重視され、その両方を最適化した「バレルゾーン」の打球が最も長打になりやすいとのデータ分析も浸透した。例えば角度26~30度なら速度98マイル(約157・7キロ)以上というデータは、今では誰もが把握するところとなった。【水次祥子】

(2019年4月27日付紙面を再掲載)