熊本出身のヤクルト村上「誰かの力に」震災から4年

熊本への思いを語ったヤクルト村上(球団提供)

これからも、恩返しを続けていく。熊本出身のヤクルト村上宗隆内野手(20)が14日、熊本地震から4年の節目に胸中を吐露した。

当時は九州学院2年生。野球部の練習帰りに最初の揺れを経験した。大きな被害を受けたシンボルの熊本城は、小学校の遠足で登った場所だ。昨年12月、契約更改の際に、今季本塁打1本ごとに熊本城へ寄付をすることを発表。PRキャラクター「くまモン」とのコラボグッズを発売するまでになった。

球団を通じ「思い出すのも嫌なくらいの出来事でしたが、数年がたち少しずつですが復興も進んで僕も微力ですが、お手伝いさせてもらってます」とコメントした。

昨年の4月14日は、巨人戦(東京ドーム)で決勝弾を放ち、プレーで元気や勇気を与えた。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大のため開幕できずにいる。「僕たちもなかなか今までのように普通に生活し、仕事をすることが出来ません。まだ20歳ですが、これから先もいろいろな困難があるとは思いますが、少しでも誰かの力になれる選手になりたいと思います」。故郷への思いが、村上を強くする。【保坂恭子】