ヤクルト1位奥川「緊張」高津、池山両監督が視察

ブルペンで力投するヤクルト奥川(球団提供)

ヤクルトのドラフト1位、奥川恭伸投手(19)が、プロ入り後最多の106球を投じた。20日、戸田球場での自主練習で12度目となるブルペン入りをした。

より実戦を意識した形でマウンドに立った。左手にはプロ入り後、ミズノ社にオーダーした青色の新しいグラブ。打席には前回14日と同様に打者を置き、ブルペン捕手のサインに応じて投球した。カウントも想定し、後半50~60球は打者との勝負をイメージした。球団を通じ「今日は打者を立たせてキャッチャーにサインを出してもらい、より試合に近い状況をイメージをして投げることが出来ました。球数も100球を超えて順調に投げることが出来ています」とコメントした。高津監督、池山2軍監督、小川GMらが視察に訪れており「高津監督、池山監督が見てくださっていたので、少し緊張しました」と明かした。

球種は、直球とスライダー、フォークのみだった。高津監督は「自主練習期間ではあるが非常に状態もよく、ストレートに力もあり、どの球種でもしっかりストライクがとれている。今後、全体練習が始まった時にバッターに対してしっかり投げることが出来るよう、今は進めている段階です」と評した。16日に19歳の誕生日を迎えたルーキー右腕。キャンプ中、小野寺2軍投手コーチから「自分を客観的に見られるように」とアドバイスを送られており、最近の自身の動画だけでなく、高校時代の投球動画を見返すなど、研究を続けている。当初は4月中に実戦デビュー予定だったが、開幕延期に伴いスケジュールは未定のまま。それでも全体練習再開、そして初めての実戦へ、磨き続ける。【保坂恭子】