元DeNA山本武白志らクリケット代表強化選手団に

20年の男子日本代表強化選手団に初選出された元DeNA内野手の山本武白志(日本クリケット協会提供)

日本クリケット協会は20日、2020年の男子日本代表強化選手団を発表した。元プロ野球DeNA内野手の山本武白志(22=佐野クリケットクラブ)が初選出された。同じく元プロ野球選手で横浜、広島、西武でプレーした木村昇吾(40=ワイヴァーンズ・クリケットクラブ)もメンバー入りした。

山本は高校時代、九州国際大付(福岡)の主砲として甲子園で活躍した。父は元ロッテ監督の山本功児氏。15年育成ドラフト2巡目指名でプロ入りし、18年まで3年間プレーした。1軍出場はなかった。野球での現役引退後、19年からクリケット選手に転身していた。

強化選手団は、国際大会を目標に年間強化活動に取り組む。国際大会に出場する男子日本代表チームは、強化選手団から選出される。男子は20年にワールドカップ予選が予定されている。

新型コロナウイルスの影響で、選手団の強化活動は当面見合されており、国際大会の日程や開催地についても影響が出ることが予想されている。