阪神青柳は「おうち時間の達人」妻と料理にゲーム

オンライン取材で笑顔を見せる阪神青柳(撮影・前田充)

「おうち時間」で心身充実! 阪神青柳晃洋投手(26)が25日、甲子園球場で自主練習に参加後、オンライン取材に応じた。活動休止期間は限られた環境の中で、オンとオフの時間を有効活用。「奥さんといる時間がすごい長かったので、話もそうでしたし、結構ゲームとかもやりました」。「ニンテンドースイッチ」の「スーパーマリオブラザーズ」のゲームを2人でプレー。毎日食事を作ってくれる夫人に、自ら冷製パスタも振る舞ったという。

もちろんオンの時間も充実。帝京大時代のトレーナーに連絡を取り、家でもできるトレーニングを教えてもらった。「胸椎の動きだったり、股関節の動きとかが固まってるから、フォーム的にもう1個、ためが出来なかったりというところがあった」。固まっていた部分を動かすトレーニングに励み「前より、今回シーズンが始まったら良くなってるかなという手応えはありますね」と自信を深めた。

大の漫画好きは、家で過ごす時間におすすめの漫画を聞かれ吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)の「鬼滅の刃(きめつのやいば)」を挙げた。チーム内で流行していたもので「面白くて、あっという間に読んでしまいました」と笑顔。“おうち時間の達人”が、開幕に備えて充電し、レベルアップをはかる。【磯綾乃】

<阪神選手のおうち時間>

◆近本 桜の見える自宅ベランダにシートを敷いてピクニック。趣味の読書のほか、今まで苦手だったコーヒーも飲むなど充実。

◆糸原 料理に挑戦。レシピサイトのクックパッドなどを参考に、ハンバーグや揚げ物、大好物のカツ丼作りにも成功。

◆能見 休校中の小学生の子どもたち相手に家庭教師。「けっこう難しいことしてる」。3人にほぼ5教科を教えているとか。

◆西勇 感染の危険を避け早朝から練習。通行人がいない公園で走り込み、家では過去の映像を見ながら投球スタイルを再確認。

◆梅野 エース西勇が昨季10打数6安打と苦戦した中日ビシエドとの対戦映像を見るなど、打たれた配球パターンを熱心に分析。

◆ボーア 人気オンラインゲームで気分転換。「コールオブデューティー」や「スター・ウォーズ」という対戦型ゲームを楽しむ。 

◆サンズ 満員の甲子園でマートンヤブラゼルらが活躍した映像をチェック。高校時代にソフトボール経験のあるモーガン夫人と、軽めのキャッチボールも。