ソフトバンク高橋礼投手(24)が、先発ローテーション復帰へ意欲を燃やす。ペイペイドームで27日の自主練習参加後、オンライン取材に対応。「まだ開幕は見えませんが、しっかり練習して結果を残して、開幕した時には先発として1軍にいるイメージでいます」と意気込みを明かした。昨季は12勝を挙げて新人王を獲得したが、今年2月のキャンプで左太もも裏を痛めて離脱。当初の3月20日開幕は絶望視されたが、リハビリで順調に回復し、復活に自信を深めている。
3月28日に故障後初のブルペン投球を再開しており、前日26日も自主練習期間では初となるブルペン入りで20球ほど投げた。「立ち投げで8、9割の力で投げて、半分の10球は直球だけですが座らせて投げました」。痛めた左足についても「100%の状態で走れてます」と表情は明るい。「すべてを前向きにとらえている。この時期で自分の体をよく知ることができる」。課題と長所を把握して練習することでケガ防止にもつながる。「小さな目標でもいいので、それが必ずシーズンにつながると思ってやっている」。今後は3日に1回、ブルペンに入って調整に臨む。
自主練習期間中に身内に不孝があった。「こんな時期だから母に止められ、お葬式にもいけなかった。家族も落ち込んでいる」。実家のある千葉の家族の気持ちにも寄り添った。「自宅でできるトレーニングは極力、自宅でしている。自分もコロナに感染していると思って、人にうつさないよう行動していきたい」。アクシデントで出遅れたが、肉体的にも精神的にも強くなって、復活マウンドに帰ってくる。【浦田由紀夫】