プロ19年目を迎えたヤクルト近藤一樹投手(36)が、過去にない難しさを感じている。4日、神宮クラブハウスで自主トレ後にオンライン会議システム「Zoom」を通じ、緑色のマスク姿で取材に応じた。移動の際だけでなく、練習中もできる限りマスクを着用しているという。「緑はチームカラーなので。遊び心と、少しでもテンションが上がればいいなという思いでつけています」と明かした。
自宅で過ごす時間が多いため、練習では柔軟性や可動域を広げるトレーニングに重点を置く。限られた時間の中で、ブルペンに入らない日は遠投を多く行い、この日も約100メートルまで距離を伸ばした。緊急事態宣言が延長となり、まだ先が見えない状況は続く。近鉄時代には04年のストライキ、オリックス時代の11年には東日本大震災も経験しているが、また違う困難がある。「違いは、期間が長いこと。先が見えない、スタートがどこか分からない。期間が定まらないので、今回が一番難しく感じます」と話した。
3月の開幕に合わせていたピークを維持することを心がけて、日々過ごしている。高津監督は、投手陣で特に中継ぎの調整の難しさを挙げていたが、3年連続50試合以上に登板しブルペンを支えるベテランは「みんなが難しいと思うし、それが自分たちの課題。今だからできることがあると思うので、自分にプラスになればいい」と力強く話した。【保坂恭子】