中日の平田良介外野手(32)は5日、ナゴヤドームでの自主練習後、電話による代表取材で「少年野球からずっと試合です。高校時代は特に強豪校を迎えての練習試合」と自身のこどもの日の思い出を語った上で、現在の高校球児への複雑な心境を明かした。
「高校野球といえば、新型コロナの影響で夏の大会開催が心配です。3年生の最後の夏は特別。万が一できなかったら寂しすぎます。ただ、人間として考えたら今は野球よりも3密を避けること。1人1人が自覚して過ごすべき。人として、野球人としての感情の違いがなんとももどかしいです」 大阪桐蔭3年夏の甲子園では準々決勝の東北戦で1試合3本塁打を記録するなど大活躍。その年のドラフト1位で中日に指名された経緯もあり、苦境に立つ球児たちへの複雑な思いを素直に表現した。 自身も開幕が見えない中、限定的な自主練習が続く。2児の父でもあり「毎年、子どもたちと外食して楽しむのですが、今年はできません。5月5日は10回目の結婚記念日でもあるんです」と残念そうに話した。家族との特別な1日も静かに自宅で過ごし、球児に完全燃焼できる夏が訪れることを願っていた。