オリックス紅白戦、隣の選手と1席以上空けて対策

選手同士間隔を開けてウオーミングアップするオリックスナイン(撮影・加藤哉)

<オリックス紅白戦:紅組1-0白組>◇25日◇京セラドーム大阪

オリックスは25日、京セラドーム大阪で全体練習を再開した。新型コロナウイルスの影響もあり、この日に行われた紅白戦はコロナ対策を兼ねた特別ルールで行われた。

ベンチではソーシャルディスタンス(社会的距離)を守るため、隣の選手と1席以上空けて座った。座席数が足りないため、ベンチ横のカメラマン席も使用。選手がパイプいすを並べ、野球用具を持って座った。代表取材に応じた吉田正は「隣同士は避けて座ってくださいとチームで決められている。それに従っていく。僕たちも慣れていくしかない」と話した。

西村監督ら首脳陣もベンチでマスクを着用。西村監督は「息苦しく感じるけど、こういう形で(試合を)やるしかない」とコメント。球審を務めた飯塚審判も黒色マスクを着用するなど、シーズン開幕を想定した新型コロナウイルス対策で紅白戦を進行した。

代表取材もテレビ局1社(カメラマンとインタビュアー)とペン記者2人が、約2メートルの距離を取って、マスク着用で行った。