ソフトバンク上林「いい所に飛んだ」チーム初打点

左中間をやぶる先制適時二塁打を放つ上林誠知(撮影・清水貴仁)

<練習試合:オリックス1-2ソフトバンク>◇2日◇京セラドーム大阪

ソフトバンク上林誠知外野手が対外試合再開初戦でチーム初打点を記録した。

4回1死一塁で左中間を破る適時二塁打。三塁を狙いタッチアウトとなったが、目の覚めるような打球で一塁走者をホームに迎え入れた。「少しバットの先でしたが、いい所に飛んでくれました。最初の対外試合でいい結果になってくれて良かったです」と振り返った。

昨季は右手甲の骨折もあり99試合で打率1割台と苦しんだ。レギュラーが約束された立場ではなく、激しい外野争いを勝ち抜かなければならない立場だ。工藤監督は左翼をバレンティンに任せたい方針で、中堅柳田を含め2つのポジションは決定的。残る右翼を、現在は体調不良でリハビリ組に回る中村晃や長谷川、栗原らと争う形になっている。